ロックウール廃材の再生工程フロー(JRSグループ)
JRSグループでは、廃ロックウールを回収し、溶融・再製品化することで、 「ゼロ・フェノール再生綿」を中心とした資源循環型ロックウールリサイクルを実現しています。 以下は、その標準的な工程フローです。
廃ロックウールの回収
建設現場・農業施設などから発生した廃ロックウールを、JRSグループの指定ルートで回収します。 フィルム・金属・土砂などの異物は可能な範囲で除去し、乾燥状態でフレコンバッグ等に梱包します。
吹付耐火(落綿)
巻付耐火(端材)
保温・保冷(端材)
破砕・選別・乾燥(前処理)
使用設備:粉砕機 型式:JRS-PX200 / 処理能力:200kg/h
使用設備:混合機 型式:JRS-M150 / 容量:150L
回収した廃ロックウールを破砕し、フィルム片・金属・大きな異物を選別除去します。 必要に応じて乾燥工程を行い、焼却炉に投入しやすい状態に整えます。
高温燃焼炉への投入
使用設備:ゼロ・フェノール化燃焼炉 型式:JRS-FB300 / 処理方式:熱分解(特許取得済)
フェノール樹脂バインダーを燃焼炉で熱分解します。 有機成分を除去することで、無機成分のみが再生原料として残り、環境への負荷を軽減します。 この工程で「ゼロ・フェノール再生綿」の基材が形成されます。
固形化・成形・硬化・再製品化(ゼロ・フェノール再生綿)
使用設備:加圧成型機 型式:JRS‑B100 / 処理方式:高密度圧縮成形
使用設備:自動スリッター切断加工機 JRS Customized Model
焼却後の再生原料を圧縮し、ブリケット状に固形化した後、成形・硬化工程を経て「ゼロ・フェノール再生綿」として再製品化します。 成形後は自動スリッター切断加工機により規格幅に精密切断され、断熱材・農業用培地などの用途に合わせた製品として出荷されます。
製品紹介(再生ロックウール製品)
JRSグループでは、溶融・再繊維化したロックウールを用途に応じて成形し、 建築・農業・工業分野で利用される多様な再生製品を製造しています。 製品は「ゼロ・フェノール再生綿製品」と「通常バインダー再生製品」に分類されます。
ゼロ・フェノール再生綿製品
農材製品(ポット・ブロック等)
植物の根に直接触れるため、フェノール樹脂を含まない安全なゼロ・フェノール仕様。
ベーラー綿
圧縮梱包されたロックウール綿。バインダー無添加のゼロ・フェノール素材。
通常バインダー再生製品
床層間材
床衝撃音対策や断熱用途に使用される高密度ロックウール材。
不燃吹付断熱材
建築物の耐火・断熱性能を向上させる吹付タイプの不燃断熱材。
コテ塗補修材
耐火被覆の補修や部分補強に使用されるコテ塗りタイプの補修材。
小部材用PC品
各種小型部材向けに成形されたプレキャストロックウール製品。